耐震補強工事0826~お化けがでるぞ~
2015/08/27
こんにちは!
藤沢で行っている耐震補強工事も良いペースで進んであと数日で完了です。
この間の投稿で少し触れましたが、今日は「お化け」についてです。
現場で作業をしていると、誰もいないはずの奥の部屋から女の人のすすり泣く声が。。。
とか言う、お化けの話ではありません(笑)
リフォームをしていると見えない部分が沢山あって、
直すために壊してみたらこんなことになっていた。。。
なんてことが沢山あります。
それを「お化け」と呼んでいるだけです。
今回の耐震補強工事でも「お化け」が沢山出てきました。
たとえば、「筋交い」の存在もそうです。
初日に筋交いをカットしていたかと思いますが、補強金物を取り付ける関係で
どうしても筋交いは邪魔になってしまいます。
「たぶん入っているんだろうな」と思いながらも、あけてみたらやっぱりあった。なんて良くあります。
大きく手間の食う仕事ですから、嫌な存在なのです。
また、壁を開けてみたら。。。
まさかの「シロアリ被害」(>_<)
シロアリによって傷んだ土台と外壁下地の材に補強を施して対処!
別の工事でシロアリ駆除の為の作業も入っておりましたので、同時に対処してもらいました。
お客様にも安心していただけました。
ホッとしていたのもつかの間、
和室の襖の敷居が傷んでるなーと思っていたらこちらもシロアリ被害。
傷んだ部分をカットして、敷居の交換が必要になりまた。
濡れているのはシロアリ駆除の薬ですよ。
あとは、本来簡単に取り付けられるはずの金物が天井を下げていたり、
物が干渉して取付が難しい場合。
筋交いがずっと上の方に昇っているので、金物補強のための作業スペースがありません(汗)
この場合はやむなく他の天井を壊すか、1階と2階の間のスペースへ入り込める場所を探します。。。
こんな感じで現場での「お化け」は場合によっては追加費用が掛かってしまったり、
対処に頭を悩ます。。。なんてことが多々あります。
でも、お客様としっかりとお話をしながら、最善の策を考えて作業することも、リフォームでは大切なことなんです。