★はじめに
中古住宅は、新築より手頃な価格で、好きな場所に住まいを持てるのが魅力です。その一方で、「買ってから雨漏りがわかった」「水回りを全部替えることになり、予算を大きく超えた」という声も少なくありません。
若友建設は、平塚市で開業して約40年、不動産会社様からご依頼いただく中古住宅の再生リフォームを数多く手がけてきました。その現場で見てきた「買う前に知っておきたかったこと」を、10項目にまとめました。
内見のときにこのページを開いて、ひとつずつ確かめてみてください。気になる点があれば、購入前の価格交渉や、買ったあとのリフォーム計画にも役立ちます。
建物の外回り・構造で確認したい4項目
外回りや構造の不具合は、直す費用が大きくなりやすい部分です。購入前にいちばん確かめておきたいところから見ていきましょう。
1. 雨漏りの跡と屋根の状態
見るところ: 天井や押し入れの天板、窓まわりに、茶色いシミやカビがないか。2階の天井や北側の部屋は特に注意して見てください。外からは、屋根材のずれや割れ、雨どいの外れがないかも確認します。
なぜ大事か: 雨漏りは、見えているシミより奥で、下地や柱が傷んでいることがあります。屋根の葬き替えになると、大きな工事になります。
若友建設でできること: 屋根の補修・覆い替え・葬き替え、雨どいの交換、雨漏りで傷んだ天井や壁の修繕
2. 外壁のひび割れ・塗装の状態
見るところ: 外壁を手でこすると白い粉がつく(チョーキング)、縦や斜めのひび、外壁材のつなぎ目(コーキング)のひび割れや痩せ。前回の塗装がいつかも、売主さんに聞いておきましょう。
なぜ大事か: 塗装やコーキングが劣化すると、壁の中に雨水が入りやすくなります。一般的には10年前後で塗り替えを検討する家が多く、購入後すぐに必要になることもあります。
若友建設でできること: 外壁塗装、コーキングの打ち替え、ひび割れの補修
3. 床下の湿気とシロアリ
見るところ: 台所や洗面所の床下点検口から、土台や木材に湿り、カビ、シロアリの通り道(土でできた細い管)がないか。玄関まわりや浴室まわりの柱も要注意です。
なぜ大事か: 土台や柱が傷んでいると、建物の強さそのものに関わります。内見だけでは床下まで見られないことが多いので、特にプロの確認が役立つ部分です。
若友建設でできること: 床下の点検、傷んだ土台・大引の補修や交換、防蟻処理の手配
4. 建築年と耐震性
見るところ: 建物の確認日(建築確認を受けた日)が1981年6月より前かどうか。それより前は「旧耐震基準」で建てられています。木造住宅では、2000年にも基準が見直されています。
なぜ大事か: 古い基準の家は、耐震補強が必要になることがあります。住宅ローン減税などの条件に関わることもあるので、不動産会社にも確認しておきましょう。
若友建設でできること: 耐震補強工事。市町の耐震化の補助金が使える場合もあるので、あわせてご案内します。
室内・設備で確認したい6項目
室内や設備は、「いつ、いくらくらいかかりそうか」を読むためのチェックです。リフォームの予算を立てるときに役立ちます。
5. 水回り設備の年数
見るところ: キッチン、浴室、トイレ、洗面台、給湯器の製造年。給湯器は本体のラベルで確認できます。水を流して、排水の流れやにおいも確かめましょう。
なぜ大事か: 給湯器は10年前後、キッチンや浴室は15〜20年前後で交換を検討することが多い設備です。まとめて替えると、工事の手間も費用もおさえやすくなります。
若友建設でできること: クリナップのリフォーム『水まわり工房』加盟店として、キッチン・浴室・洗面の交換。トイレや給湯器の交換も対応します。
6. 給水・排水管の種類と劣化
見るところ: 蛇口から出る水に赤さびが混じらないか、水の勢いが弱くないか。築年数の古い家では、給水管に鉄管が使われていることがあります。
なぜ大事か: 配管は壁や床の中にあるので、漏水が起きてからでは内装まで直すことになります。水回りをリフォームするなら、同時に配管も更新するのが効率的です。
若友建設でできること: 給水・給湯・排水管の更新、漏水の修理
7. 床の傾き・きしみ・建具の開け閉め
見るところ: 部屋を歩いて床が沈む、きしむ、傾いている感じがないか。ビー玉を置くと転がり方でわかります。ドアやふすまがすんなり開け閉めできるかも見ます。
なぜ大事か: 床材だけの傷みなら張り替えで済みます。ただ、建物全体が傾いている場合は、基礎や地盤の問題のこともあり、見極めが大切です。
若友建設でできること: フローリングの張り替え・重ね張り、床下の補強、建具の調整・交換
8. 断熱と窓(冬の寒さ・結露)
見るところ: 窓が1枚ガラスか複層ガラスか。窓枠や壁に結露の跡、カビがないか。可能なら、冬の寒さを売主さんに聞いてみましょう。
なぜ大事か: 断熱が弱いと、冷暖房費がかさみ、結露でカビも生えやすくなります。内窓の設置などは、省エネの補助金の対象になることがあります。
若友建設でできること: 内窓の設置、窓の交換、天井や床下の断熱工事
9. 間取りを変えられるか
見るところ: 「和室を洋室にしたい」「2部屋をつなげて広いLDKにしたい」など、買ったあとに変えたいところを先に書き出しておきます。取りたい壁が建物を支える壁かどうかがポイントです。
なぜ大事か: 取れない壁や柱があると、思い描いた間取りにできないことがあります。図面があれば、不動産会社から取り寄せておくと安心です。
若友建設でできること: 和室から洋室への変更、間取り変更、内装を丸ごと一新するリノベーション
10. 電気の容量とコンセント
見るところ: 分電盤(ブレーカー)の契約アンペアと回路の数。各部屋にエアコン用の専用コンセントがあるか。コンセントの数や位置も確かめます。
なぜ大事か: 古い家は電気の容量が小さく、今の暮らしではブレーカーが落ちやすいことがあります。エアコンを増やすなら、専用コンセントの増設も必要です。
若友建設でできること: エアコンの取り付け・入れ替え、専用コンセントの増設など、新生活に合わせた電気まわりの工事
10項目をまとめてプロに確認してもらうなら
内見だけでは、床下や屋根裏まではなかなか見られません。そこで役立つのが、建物状況調査(インスペクション)です。国の講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が、建物の劣化や不具合を調べます。
若友建設には、既存住宅状況調査技術者が在籍しています。調査だけで終わらず、「直すならいくらかかるか」まで、工務店の目線でお伝えできるのが強みです。
ご依頼の流れ
- ご相談: 気になる物件の情報(所在地・築年数・図面など)をお知らせください。売主さんへの調査の了解は、不動産会社を通して取ります。
- 建物状況調査: 屋根・外壁・床下・室内・設備を、目視や測定で確認します。
- 結果のご報告: 写真つきで、状態と注意点をわかりやすくご説明します。ご希望に応じて、リフォーム費用の概算もお出しします。
- 購入のご判断: 調査結果をもとに、買うかどうか、価格交渉をするかどうかをご検討ください。
- リフォーム・リノベーション: ご購入後、必要な工事を若友建設で一貫してお手伝いできます。
調査の結果は、良いところも悪いところも、そのまま中立にお伝えします。工事を勧めるための調査ではありませんので、安心してご依頼ください。
お問い合わせ
「この物件、買って大丈夫かな」と迷ったら、お気軽にご相談ください。平塚市を中心に、茅ヶ崎・大磯・二宮・秦野・伊勢原・小田原・足柄エリアで対応しています。
- お電話:0463-58-9931(9:00〜17:00/日曜・祝日休み)
- お問い合わせフォーム:物件の写真を添付して送れます(ご相談内容は「中古住宅のリノベーション」を選んでください)


